このようなお悩みをお持ちの管理者の方へ

お悩み1

eラーニングはなんとなく良さそうだけど、良い使い道が思い浮かばない

お悩み2

eラーニングは画一的(教材を見て、テストをする)にしか利用できないのではないか

『eラーニングの様々なご利用方法のご紹介』

本日は、医療機関専門のコンサルタントスタッフから、様々なeラーニングの利用方法をご紹介したいと思います。
eラーニングというと、教材があって、テストがあって、というような決まった使い方、限定された使い道しかないとのイメージをお持ちではありませんでしょうか。

チェックシート機能を上手に使う!

アイリックのeラーニングは、チェックシートを作成する機能があります。ある520床規模の病院様では、毎年、感染対策への理解度の把握、意識づけを行うことを目的として、50問程度の感染対策に関するチェックリストを実施しています。その後、1年間学習をしていくことで、次年度どのような変化が起きているか効果の確認ができます。チェックシート機能は、意識調査を簡単に行ったり、知っておいて欲しいことをドリル的に確認したり、という使い方ができます。その場で採点ができたり、アンケート内容がデータ化されるのは、eラーニングの最大のメリットといってもよいかもしれません。
チェックシート機能

動画マニュアルのライブラリとして活用する!

動画マニュアルをeラーニングに登録し、職員がいつでも見られるマニュアル図書館(ライブラリー)としてご利用いただいている医療機関様もございます。
OJTによって訓練をしたいがなかなか実施の場面に立ち会えないような業務、OJTの実施そのものが難しい業務について、実施機会があった時にスマートフォンで撮影をしておき、eラーニングに登録、疑似体験的に学習をさせるというものです。 ある不妊治療クリニック様では、培養士の作業を動画マニュアルとして登録しています。取り扱う検体が精子・卵子と小さいですし、OJTの訓練だけでは不十分だったところを、eラーニングで補完しているという使い方です。もちろん、職員はいつでも、どこからでもインターネットにつながった端末さえあれば、動画マニュアルを閲覧できます。 必要な時に、さっと、撮影してアップロードできる手軽さがよいとの評価をいただいています。
動画ライブラリ

集合教育との効果的な組み合わせを考える!

「集合教育の効率化を図るための事前学習をeラーニングで行う」という使い方もあります。昨今の教育現場では、「反転学習」という言葉がキーワードになってきています。これまでは、講義を一方的に受講させ、宿題・テストで理解度を確認するというのが学習の一般的な流れでした。その流れを反転させ、生徒各自がeラーニングを用い、事前に講義を受講し、教室での授業時間には、事前学習で得た知識を応用して問題を解いたり、問題が解けない生徒への個別指導をしたり、ディスカッションしたり、実習したりするというものです。
医療現場での学習に充てられる時間は限られています。例えば、BLSの講習など、事前にテキストやシミュレーション動画をeラーニングで学習しておいてもらい、研修は実技からスタートできると、効率的かつ効果的な研修になるのではないでしょうか。テストやアンケートだけeラーニングでというのも、データ入力の手間が省け、よろしいかもしれません。
集合教育